2021/03/30

増悪後リハの紹介や利用率に関する検討

Brief communication
COPD discharge bundle and pulmonary rehabilitation referral and uptake following hospitalisation for acute exacerbation of COPD

 Thorax 2021;0:1–3. 


<背景>
COPD急性増悪(AECOPD)で入院している患者の呼吸リハ(PR)は、運動耐容能、QOL、再入院減少などの効果が得られる。
しかし、入院後PRの紹介や利用率は少ない。
この291件のAECOPDを対象にした前向きコホート研究では、PR実践者によるCOPD退院バンドルが、PRを行っていない者と比べ、PR紹介率(60% vs 12%)や利用率(40% vs 32%)は高かった。
病院とPRサービスの緊密な連携が、入院後PRの利用率や紹介を向上させるかもしれない。