Asian Working Group for Sarcopenia: 2019 Consensus Update on Sarcopenia Diagnosis and Treatment
J Am Med Dir Assoc (IF: 4.367; Q1). 2020 Mar;21(3):300-307.e2.
サルコペニアアジアワーキンググループ(AWGS)2014でサルコペニアとは、”加齢に関連した筋肉減少に加え、筋力低下、身体パフォーマンス低下”と定義。それぞれの得意的なカットオフを提示した。
その結果、アジアでの研究が盛んに行われ、今回の改訂に至った。
AWGS2019では、これまでのサルコペニアの定義を支持するが、診断のアルゴリズム、プロトコル、いくつかの基準を改訂した。
筋力低下の基準:男性28kg未満、女性18㎏未満
身体パフォーマンスの基準:6m歩行速度<1.0km/h or SPPB≦9点 or 5回起立≧12秒
身長で補正した筋肉量:男性dual-energy X-ray absorptiometry(DEXA)<7.0kg/m²、女性<5.4kg/m²、インピーダンス;男性<7.0kg/m²、女性<5.7kg/m²
2019では、地域と病院でのアルゴリズムを分けた