2019/06/26

市中肺炎患者へのリハ介入は再入院率を低下させる

Effects of Hospital-Based Physical Therapy on Hospital Discharge Outcomes among Hospitalized Older Adults with Community-Acquired Pneumonia and Declining
Physical Function

Aging Dis. 2015 Jun; 6(3): 174–179.

https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC4441399/


入院中の理学療法が市中肺炎(CAP)患者で身体機能が低下した患者に対して、身体機能の変化や早期再入院と関連しているかを検討した。

後方視研究。1058人のCAP患者が対象。身体機能はKatz ADL indexで評価し、入院時と48時間後の低下(6点→5点)があった患者。
理学療法介入は、30分/日以上行った。
アウトカムは退院時のKatz ADL indexと30日以内の再入院率。

介入群とコントロール群で退院時のKatz ADL indexに違いは無かった。
再入院率は介入群で有意に低かった。

入院中の理学療法介入は、急性期病院にてCAPで入院し身体機能が低下した患者において、30日以内の再入院率を低下させた。

Katz ADL ndex
各項目ごとに自立or介助で評価。
引用:http://comedical.blog23.fc2.com/blog-entry-925.html