Standardizing the Analysis of Physical Activity in Patients With COPD Following a Pulmonary Rehabilitation Program
CHEST 2014; 146(2):318-3 27
背景
身体活動性の評価方法は広く妥当性がある。この研究では、呼吸リハ後の身体活動性アウトカムの統計的な優位性における分析方法の違いの影響について検討。
方法
身体活動性は57人のCOPD患者にアームバンド活動性モニターを呼吸リハの前後3か月装着。
アウトカムは、1日の歩数(STEPS)、中等度以上の活動時間(TMA)、平均METs(METs)、活動時間(ACT)
週末の影響、評価日数、後処理(ポストプロセッシング)、日照時間の影響
結果
STEPSとACT(1.6-2.3METs)が最も感度の良いアウトカムだった。
週末を除くと、サンプルサイズが減少した:STEP(83 vs 56)、TMA(160 vs 148)、METs(251 vs 207)。平日4日(STEPS、TMA)か5日(METS)で最も低いサンプルサイズになる。
1日8時間未満の装着時間を除くと、STEPSのサンプルサイズが減少(56 vs 51)
日照時間の違いは、重要な交絡因子だった
結語
呼吸リハでフォローしている身体活動性の変化を最も評価できるのは、平日の4日で、日中に最低8時間装着しており、共変量解析として日照時間の違いを考慮すべきである。
・安定期COPD に外来リハのみかカウンセリングを加えたものを無作為に実施。
身体活動性は連続7日間装着してもらう。
・中等度の身体活動は3METs以上の活動を指す。
・57人のCOPDが対象。平均%FEV1.0は46%、GOLDステージではⅢが51%いる。平均6MWTは427m
・各活動量の指標で、サンプルサイズが最も小さく、ICCが最も高いのは4-5日間。
・活動強度が最も高いのはAM7時からPM8時。
・16人の患者は冬に始め、19人は春、16人が夏、6人は秋に開始。日照時間が平均最大20分異なるため、データにも影響があった。
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統計手法が難しい。。。
とりあえず、平日4日間のデータで良いのだろうということは分かったけど、表を解読できなかった。
後日ゆっくり読み進めていきたい。