2016/03/01

身体活動量のパターンと量

Physical activity in COPD patients : patterns and bouts

Eur Respir J 2013; 42: 993–1002

http://erj.ersjournals.com/content/42/4/993.long

本研究の目的は、COPD患者における身体活動のパターンと頻度強度について説明し、重症度による違いのパターンを評価一般的な高齢者のガイドラインに適しているかを調べること

177人の患者(94%男性)はSenseWear Pro2 Armband 加速度計を8日間連続して装着した身体活動量は1.5METs10分以上の活動と、中等度以上の強度とした。

患者は1あたり153分と57%の活動時間が得られた。

1の活動強度は全体の3,4割は中等度から高度の強度であった。COPDの重症度が上がると身体活動量や活動時間頻度の割合は減少していた。患者の61%が推奨される身体活動ガイドラインを完了した。

肺機能での重症度と身体活動の強度は関係していた。重症と最重症のCOPD患者は軽症の患者よりも身体活動時間が短く強度も弱かった