Eur Respir J 2013; 42: 993–1002
http://erj.ersjournals.com/content/42/4/993.long
本研究の目的は、COPD患者における身体活動のパターンと頻度、強度について説明し、重症度による違いのパターンを評価し、一般的な高齢者のガイドラインに適しているかを調べること。
177人の患者(94%男性)はSenseWear Pro2 Armband 加速度計を8日間連続して装着した。身体活動量は1.5METs10分以上の活動と、中等度以上の強度とした。
患者は1日あたり153分と57%の活動時間が得られた。
1日の活動強度は全体の3,4割は中等度から高度の強度であった。COPDの重症度が上がると身体活動量や活動時間、頻度の割合は減少していた。患者の61%が推奨される身体活動ガイドラインを完了した。
肺機能での重症度と身体活動の強度は関係していた。重症と最重症のCOPD患者は軽症の患者よりも身体活動時間が短く強度も弱かった。